ゴムシート防水

ゴムシート防水の施工前です。

この現場は屋上防水を11年ほど前に当社で施工させていただき、10年を過ぎ保証も切れたことから新たにご依頼いただきました。
調査の結果、既存防水層も良好でしたので既存防水層を生かしつつ、更に新たに防水層を設ける形の仕様を選考させていただきました。

前項で既存防水層を生かしつつと書いたのですが立上り部分は特に漏水に注意しなければいけない点ですので立上り部分は防水層を撤去します。

撤去を行った場合は工事期間中に雨が降りますと撤去した部分から防水層の下に水が潜ったりする場合がありますので仮防水を施します。

場所によっては出入り隅が劣化しやすいので念入りに補強します。

土間とゴムシートの裏面に接着用のボンドを塗ります。

ゴムシートを空気が入らないように気を付けながら貼っていきます。

ゴムシートを貼り込み、これで新たな防水層の完成です。

保護材としてトップコートを塗布します。
通常のトップコートは5年に1回の塗り替えをお勧めしているのですが今回は発注者様のご希望もあり遮熱性を持った10年間メンテナンスフリーのトップコートを使用いたしました。

ゴムシート防水の施工後です。
今回もメーカーと連名で10年保証を出させていただきました。